大みそか 2年ぶり「終夜運転」復活

 年越しの風物詩で初詣客らを列車で夜通し運ぶ「終夜運転」が、大みそかの今夜、首都圏で2年ぶりに復活します。

 終夜運転はJR東日本が山手線、京浜東北線、埼京線など9つの路線で実施するほか、東京メトロや大手私鉄でも運行します。
ただ、新型コロナウイルスの流行で2020年に続いて終夜運転の見送りを決めた鉄道事業者もあり、判断は分かれました。

 終夜運転を行う事業者のうち、東京メトロは現座線の浅草から上野の間、京王電鉄は新宿から高尾山口間、京成電鉄は京成上野から京成成田間などでそれぞれ運行を予定しています。
一方、終夜運転を見送るのは、京浜急行電鉄や東武鉄道、それに小田急電鉄などです。

 こうした中、2020年までコロナの影響で夜間の開門を自粛していた東京都渋谷区にある明治神宮では今回は2年ぶりに夜通し参拝可能な終夜開門を再開しました。明治神宮は日本で最も多い毎年300万人以上の初詣客がありましたがコロナの感染拡大に伴いここ2年、終夜開門を自粛していました。
大みそか午後の境内はまだ人はまばらですが、これから元旦にかけ大勢の初詣客が訪れるものとみられ神宮では大みそかや三が日に参拝客が集中しないよう分散参拝を呼び掛けています。

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