東京オリンピックを巡る汚職事件で東京地検特捜部は、出版大手「KADOKAWA」の角川歴彦会長を贈賄の疑いで逮捕しました。
特捜部によりますと、KADOKAWAの会長・角川歴彦容疑者(79)は、組織委員会の元理事・高橋治之容疑者(78)に対し、スポンサー選定を巡って便宜を受けたいとの依頼をし、およそ6900万円の賄賂を渡した疑いが持たれています。
資金は2019年9月から去年1月までの間、9回にわたって高橋容疑者の知人の深見和政容疑者(73)が経営する会社に振り込まれていたということです。
逮捕前、角川容疑者は取材に対し、賄賂を渡したという認識は「全くありません」と主張していました。
特捜部は今月6日、KADOKAWAの元専務・芳原世幸容疑者(64)ら2人を贈賄の疑いで逮捕し、本社や角川容疑者の自宅などを家宅捜索していました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
powered by Auto Youtube Summarize