中3少女 刃物3本取り出し襲撃うかがう　渋谷親子刺傷事件

東京・渋谷区で親子が刺された事件で、中学3年の少女が、犯行現場からおよそ100メートル離れた場所で刃物3本を取り出し、襲撃の機会をうかがっていたことがわかった。

埼玉県の中学3年の少女は、渋谷区の路上で、面識のない女性(53)と娘(19)を包丁で刺した現行犯で逮捕され、22日朝に送検された。

少女は、自宅から包丁など刃物3本を持ってきていたが、現場からおよそ100メートル離れた場所で、かばんから刃物3本を取り出し、服のポケットなどに隠し持って襲撃の機会をうかがっていたことがわかった。

また少女は、電車で新宿まで来ていたが、「電車できょう殺そうと思って決意した」と供述していることがわかった。

一方、少女の母親は聴取に対して、「娘は、部活をやめたことや友達同士の派閥争いを理由に、学校に行かなくなった」と話しているという。

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