イスラム教の預言者ムハンマドを題材にし反発を受けた小説「悪魔の詩」の著者、サルマン・ラシュディ氏(75)が襲撃された事件で、現場で拘束された容疑者が殺人未遂などの疑いで訴追されました。
「悪魔の詩」で知られるイギリスの作家サルマン・ラシュディ氏は12日、アメリカ・ニューヨーク州で講演の直前に男に首などを刺されました。
アメリカメディアは片目を失明する恐れがあり、人工呼吸器を着けていると伝えています。
警察によると、現場で拘束された男はニュージャージー州に住むハディ・マタール容疑者(24)で、アメリカメディアによりますと、検察当局は13日、殺人未遂などの疑いで訴追したと明らかにしました。容疑者は無罪を主張しているということです。
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