大阪府寝屋川市の市議会議員らが、新型コロナに関する公的融資制度を悪用した詐欺の疑いで逮捕された事件で、市議の女が入手した現金の一部を独占していたとみられることが新たに分かりました。
寝屋川市の市議・吉羽美華(よしば・みか)容疑者ら5人は、コロナ禍で業績が悪化した福祉施設に対し、本来は必要のない公的融資の仲介を持ちかけ、手数料として約6000万円をだまし取った疑いで逮捕されました。
吉羽容疑者は、犯行グループが詐欺によって得たとされる多額の現金の一部をグループから盗んだとみられ、警察が窃盗の疑いでも捜査していることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
警察は、被害総額が十数億円に上るとみられる詐欺行為に、吉羽容疑者が議員の立場を利用したとみて調べています。
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