雨続きの天気から一転、東京都心の気温は20日、35度に迫る危険な暑さとなりました。一方、20日は、真夏に吹いた謎の北風で逆転現象も起きています。
夏だから、暑い。確かにそうです。
千葉では午前中から35度を超え、最高気温は35.7度と今月初の猛暑日を記録。しかし、風は北風でした。
熱々のラーメンをすする人も。
確かに、20日の最高気温。都心が34.5度だったのに対して、熊谷は34.2度。わずかながら逆転現象が起きていました。
蒙古タンメン中本熊谷・塚本学店長:「きょうは涼しい、快適ですね」
気象予報士・今村涼子さん:「きょうは、この時期には珍しく北風が関東上空に吹いていた。その北風に押されて暖気が関東北部まで広がりにくかった」
夏なのに北風。
気象予報士・今村涼子さん:「真夏の時期に北風が吹くというのはあまりないことです」
とはいえです。
暑い日に、熱い作業。ガラス製の風鈴を作る工房です。
篠原風鈴本舗・濱田好拡さん:「ほら、やけどしているでしょ?」
暑い日でも、作業を休めないのは、炉の状態を維持するためだとか。
篠原風鈴本舗・濱田好拡さん:「(Q.窯は年中動かしておかないといけない)そう、そう」「(Q.冬に作り貯めというのは無理)やってはいます、一生懸命。作ってはいますけど、人力なので限界がありますよね。朝から晩まで吹いても、数はたかが知れてる」
心配されるのは熱中症。7月11日から7月17日の間に全国の熱中症による救急搬送は3528人に上りました。
そしてもう一つの心配は、ここにきて増えているコロナです。
新規感染者数は、大阪や神奈川、沖縄など、各地で過去最多を記録。東京は、2万401人と、5カ月ぶりの2万人超えです。
PCR検査を受けにきた人:「2日前に一緒に飲み会した子がコロナにかかってしまったので、心配なので受けたいなと思います」「(Q.検査を受ける理由は)帰省ですね」「(Q.去年と比べて)こんなに並んでいたのは初めて」
感染症対策と熱中症対策。二重の警戒が必要なコロナ禍の夏。
一方、九州は。20日も、大気が不安定な状況が続いています。
前線や湿った空気の影響で九州は、19日から断続的に非常に激しい雨を観測しています。
土砂災害や河川の増水には、引き続き警戒が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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