WHO「BA.5などで死者数増加」 “免疫かいくぐる”指摘も(2022年7月13日)

WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は、『BA.5』などの新型コロナウイルスの変異株が世界で広がり、死者数や入院患者数が増加していることに危機感を示しました。

テドロス事務局長は「新たな感染拡大の波で、新型コロナは終息からは程遠いと明らかになった」とも指摘しました。そのうえで、WHOは「新型コロナは、引き続き、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態だ」と結論付けました。

フランスなどで感染者数が急増しているヨーロッパでは13日、EUの疾病対策センターが「EUでは、7月末までにBA.5が優勢になる」との見方を示しました。

また、アメリカのCDC=疾病対策センターは、BA.5の感染力の強さについて「過去の感染やワクチン接種でできた免疫をかいくぐる力が高い」と警戒感を示しました。ただ、「重症度が上がるという兆候はない」としています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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