群馬県高崎市の養豚場で伝染病の豚熱に感染したブタが3頭見つかりました。県はこの養豚場が飼育する約5400頭すべてを殺処分します。
豚熱はブタやイノシシの伝染病で、群馬県によりますと、26日に高崎市の養豚場が飼育する生後約70日のブタ3頭の感染が確認されました。養豚場は感染を防ぐワクチンをブタに接種していましたが、この3頭は下痢などの症状があり、接種していませんでした。この養豚場では今月に入り200頭以上が下痢などを起こして死んでいて、25日、養豚場が県に報告していました。県はこの養豚場が飼育する約5390頭すべてを殺処分します。養豚場は野生のイノシシの進入を防ぐ柵を設けるなど、感染を防ぐ対策を取っていました。県は国と連携して感染経路を調べるとともに、県内の養豚場などに消毒や野生動物の侵入を防ぐ対策を徹底するよう呼び掛けます。国内の養豚場での感染は3月に沖縄県で確認されて以来、半年ぶりです。
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