12時間“籠城”木下都議を直撃 記者に語った事とは(2021年11月10日)

 9日深夜まで都議会を膠着(こうちゃく)させる原因となった木下都議を10日午後、直撃取材しました。記者に語ったこととは。

 午後1半ごろ、都内のホテルから出てきた女性。帽子とマスクで顔面はほぼ覆われていましたが、本人に間違いありません。

 木下ふみこ都議:「(Q.きのうのですべての説明責任は果たされたと?)いえ、すべてとは申しておりません。後ほど、ご説明申し上げると申し上げておりますので」

 と、話し終えたところできびすを返し、もといた方向に戻って行きます。

 木下ふみこ都議:「これからの議員活動のなかで答えを導き出させて頂ければ・・・」

 そう語った9日の会見。しかし、自らの対応が議員活動を遠ざけています。出席予定だった委員会も、真夜中近くまで各会派が意見調整を続けた末に流会に・・・。

 議会の辞職勧告や議長の召喚状に応じなかった木下都議の対応が問題視されたためです。

 議員を続けることで責任を果たすという奇妙な言い分・・・。

 捜査中であることを錦の御旗に説明もしない姿勢・・・。

 しかし、それは木下都議に限ったことではありません。

 木下ふみこ都議:「説明の機会を改めて持ちます」

 彼女の姿こそが日本の政界のスタンダード、縮図でもあります。

 木下ふみこ都議:「(Q.次の会見の予定は?)HPに出させて頂いておりまして、前から申し上げている通り現状お話しできないことが捜査中なのであるという話がありますよね。それが整理された段階でご説明申し上げるという話をしております。その時にきちっと、きのうお話できなかったことも話そうと思っております」

 どこに向かおうとしていたのか、木下都議は再びホテルに消えました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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