広島市立小学校の50代の女性教諭が、担任する児童から椅子を取り上げ、約1週間にわたって床に座らせるなどしたとして文書訓告を受けていたことが3月29日にわかった。教諭2月5日と6日、授業中に椅子を前後に傾けるなどしていた1年生の男子児童2人から椅子を取り上げた。2人は以後、授業や給食の時間も膝をついた状態で机に向かったり、床に座ったりしていたという。児童1人から「足が痛い」と聞いた親が学校に訴え発覚した。教諭は2人の自宅を訪れて謝罪したが、「転倒して頭を打つと危険だということに気づいてもらうためだった」などと釈明。市教育委員会は「指導の域を越えていると判断した。ただ、児童がけがをしたり、同じ姿勢を強要したりしたわけではなかったので懲戒処分ではなく、文書訓告とした」と説明している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140331-OYT1T50020.html
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