企業の倒産が低い水準にとどまるなか、調剤薬局の倒産件数が過去最多を更新しました。新型コロナによる受診控えなどが影響したとみられています。
東京商工リサーチによりますと、今年1月から11月の調剤薬局の倒産件数は26件でした。
このうち6件が新型コロナの影響による倒産です。
2004年に集計を始めてから、最も多かった2017年の17件を6月の時点で上回りました。
調剤薬局を巡っては大手薬局チェーンやドラッグストアの参入が相次ぎ、薬局の総数はコンビニ店を上回るなど過当競争による倒産が相次いでいます。
さらに、新型コロナで感染防止意識が高まり、病院での受診を控える人が増えたことから、追い打ちをかけたとみられます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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