ダンス&ボーカルグループ・EXILEの黒木啓司(42)が10日、10月末をもってLDH JAPANを退社し、芸能界を引退することを、ホームページとモバイルサイトで発表した。
LDHによると「以前より、今後の活動や将来を見据えて話し合っておりましたが、パフォーマンスに掛ける本人の想いやステージを降りることへの決意、自身の将来像などへの考えを尊重し、EXILE20周年という節目でアーティスト活動を終了することになりました」としている。
黒木は、2009年2月25日にJ Soul Brothersとして、メジャーデビューアルバム『J Soul Brothers』でメジャーデビューし、3月1日にEXILEにパフォーマーとして加入。昨年12月にかねてより交際していた実業家・モデルの宮崎麗果さんとの結婚を発表した。
■黒木啓司コメント全文
いつも温かい応援ありがとうございます。
突然ではございますが私、黒木啓司は7月からスタートするEXILEのドームツアー『EXILE LIVE TOUR 2022 "POWER OF WISH"』をもちまして、EXILE及びLDH JAPANから卒業するとともに、芸能界を引退することをご報告いたします。
僕がデビューする前から約17年間お世話になったLDHには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。あの時、HIROさんはじめ、EXILEオリジナルメンバーの皆さん、スタッフの皆さんが僕を受け入れてくださったことで、たくさんの夢を叶えることができました。
そして、大勢のファンの皆様に出会えたことが自分にとって何よりの財産になっています。
引退の時期に関しては、自分の中で数年前から考えていました。パフォーマーとして活動させていただく中で、常に自身のベストをファンの皆様に届けることに命をかけてきましたが、最近では年齢や体力の限界を感じるようになっていました。今後、自分が思うベストパフォーマンスを届けることができなくなる前に、EXILE20周年という節目を機に引退することを決意いたしました。
そして、お芝居やバラエティなどさまざまな分野のお仕事に挑戦させていただきましたが、芸能人である前に僕はEXILEのパフォーマーであり、そこに対する自分なりの情熱とプライドがあるが故に、パフォーマーを引退するなら全てのステージから降りることがファンの皆様、そして自分に対するケジメだと感じました。
引退後は家族をしっかりと支えながら、新たな道で社会に貢献できるように精進していきますので、温かく見守っていただけたら幸いです。
発表のタイミングもいろいろ考えましたが、応援してくださる皆様には事前にしっかり自分の想いを伝えるべきだと思い、きちんとお別れできる最後のステージであるドームツアー前に発表させていただきました。
次のツアーが最後になってしまいますが、残りの時間を皆様と一緒に楽しみ、一瞬一瞬を胸に焼き付けながら、感謝の気持ちでパフォーマンスをお届けしたいと思いますので、応援していただけたらうれしいです。
2022年 6月10日
黒木啓司
powered by Auto Youtube Summarize