瀬戸内寂聴さんの言葉『苦しみはやがてもっと良いことに』『愛することは許すこと』(2021年11月11日)

僧侶の瀬戸内寂聴さんが亡くなりました。99歳でした。今年10月から体調不良のため入院して治療を受けていましたが、11月9日に京都市内の病院で亡くなったということです。

1922年、徳島市で生まれた瀬戸内寂聴さん。1950年代から「瀬戸内晴美」の名で小説家として活動し、源氏物語の現代語訳をはじめ、伝記小説や恋愛小説で数々の文学賞を受賞。1997年には文化功労者に選ばれました。

MBSに残された最も古い寂聴さんの映像は、1974年に51歳で比叡山延暦寺を訪れた際のものでした。寂聴さんは、愛と人間の業を見つめた小説を次々と発表する一方、人々の心に寄り添う法話を行ってきました。チャーミングな人柄でも知られ、1986年にはふるさとの「阿波おどり」を楽しそうに踊る映像も残っています。

そんな寂聴さんといえば著名人たちとの対談です。日本赤軍の元最高幹部・重信房子受刑者と手紙のやりとりをしていて、こうした縁もあって、娘の重信メイさんと対談する様子がMBSの番組「映像’12」で放送されました。また無実の罪を着せられた厚生労働省の元事務次官・村木厚子さんとともに、貧困や家庭内暴力などに苦しむ10代~20代の女性を救う『若草プロジェクト』も立ち上げていました。

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