田口翔容疑者(24)が「ネットカジノで使った」という4630万円のうち、誤送金した山口・阿武町は、その9割程度を法的に確保したと発表しました。
阿武町の代理人、中山修身弁護士:「職員が東京に出張して、3つの会社の事務所に行って、差し押さえと『即時に払え』という取り立て命令の紙を置いて帰りました」
19日、国税徴収法による差し押さえ処分などを行ったところ、翌日、田口容疑者が送金した決済代行業者3社が、全額を阿武町の口座に戻してきたといいます。
阿武町の代理人、中山修身弁護士:「(Q.田口容疑者は実際にお金をスッたのか、使わずにお金がそのまま残っていたのか)分かりません。どちらかではなくて、分かりません。(3社から)アメリカかどこか知らないけど、色んなところの賭場に金が流れていった。どういうふうに金がまた飛ば(送金)されていったかは、私には調査能力はありません」
残るデビット決済による、約330万円の回収については「今後、検討する」としています。
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