一方的に、返せない理由を話しました。
■誤送金「手元にない」
誤送金を受けた男性の弁護士:「現実的な問題として、返還が難しい状態となっております」
山口県阿武町で、新型コロナ関連の給付金4630万円が誤って24歳の男性に送金され、男性が返還を拒んでいる問題です。
阿武町が先週、全額返還を求める裁判を起こし、男性の実名を公表するなか、騒動の渦中にいる男性の弁護士が16日に会見を行ったのです。
誤送金を受けた男性の弁護士:「本人、現在、そのお金を所持しておりません」「(Q.本人としては、返さないのか、返せないのか)現状では、返せないという状態でございます」「(Q.男性は、すでにお金を使ってしまっている理解でいいか)おおむね、その理解で正しいと思います。何か財産的価値のあるものが、本人の手元に残っている状態ではないと聞いています」
しかし、弁護士は、金の使い道は明らかにしませんでした。
■返還拒否「スマホで送金」
一方、金を引き出した方法については、次のように話しました。
誤送金を受けた男性の弁護士:「本人からは、スマートフォンの操作で、送金していると聞いております」
そのスマ―トフォンは先月、男性が警察に任意で出頭した際に提出。これまで、警察の事情聴取に任意で応じているということです。
会見を受け、阿武町の花田町長は、次のように話しました。
阿武町・花田憲彦町長:「今からでもいいですから、ぜひ全額返還をお願いしたいと思います」
(「グッド!モーニング」2022年5月17日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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