激高した男が、暴力行為におよぶ映像です。トラブルのきっかけは、掃除などを巡って。警察は、傷害事件として調べています。
■頭つかみ「殺しちゃうぞ」
被害者:「ハナから店にトイレ付けろや」
加害者の妻:「それ、最初そっちの契約でしょ」
加害者:「ふざけんじゃねーぞ、この野郎」
都内在住の女性が撮影した、10分におよぶ激しい口論の様子。もめているのは、2組の夫婦です。
ヒートアップした男が撮影者の夫に突然、襲い掛かります。
加害者の妻:「何してんの、もう」
加害者:「うるせーんだよ!!さっきからほんと、この野郎」
被害者の妻:「手出したな」
男に首をつかまれ、ガードレールに強く押し付けられました。さらに・・・。
加害者:「弱いんだったら、けんか売ってくんな、ボケ。殺しちゃうぞ、お前なぁ」
急所を蹴られて悶絶(もんぜつ)。その隙に、頭髪をつかまれ、度を越した暴言まで・・・。撮影者の夫に、当時の状況を聞きました。
被害男性:「(Q.暴行など受けたが、どういう思い?)怖かった。妻がいたので、そっちのほうに(暴力が)行かないと良いというのが一番。何かされる場合は、自分が全部受けるしかない」
病院では、全治2週間のけがと診断。けがが治ってもなお、恐怖が残り続けています。
■結婚式招く仲も・・・関係悪化
“暴力事件”のきっかけは、何だったのでしょうか?
被害男性:「先方(加害者)がやっている居酒屋と、共有トイレの掃除問題でトラブルになって」「(Q.お手洗いの件は具体的に?)お手洗いが先方の施設と、妻の施設が共有のトイレ」「(Q.同じフロア?)同じフロアです」
口論となった2組の夫婦。同じビルの同じ階で、加害者側は飲食店、被害者側はスポーツ教室を経営していました。
当初は、被害者夫婦の結婚式に、加害者側を招くほどの良好な関係だったといいます。
ところが、共同で使用しているトイレの清掃の仕方や、トイレットペーパーの補充頻度に対する考え方の違いから関係が悪化したといいます。
被害男性:「(Q.今の気持ちは?)(関係が崩れて)悲しいですね、そういうことになるとは・・・。先方が年上で、かわいがってくれる先輩。人生の先輩でもあり、かわいがってもらっている感じ。悲しい」
■加害者「9年積もり積もった」
トイレの使い方だけで、なぜ一方的な暴力に及んだのか?加害者を直撃しました。
加害者の男:「(Q.今どういう心境?)ちゃんと俺、謝るって言いましたよ。向こうが拒否してるだけだから」「(Q.どうして暴力を振ってしまった?)暴力を振った認識は、そんなにないですよ」「(Q.(映像見てると)暴行なんですが?)暴行はいいから。だから、認めてるじゃんという話。警察行ってるんだし、俺、別に開き直ってるわけじゃない」「(Q.どうしてそうなったか?)9年間、積もり積もったモノがあるわけだから」
男は事実を認めて謝罪しましたが、トイレ以外にも長年の“すれ違い”があったと釈明しました。
警視庁は、被害者からすでに映像の提供を受け、現在、傷害の疑いで捜査を進めています。
(「グッド!モーニング」2022年5月16日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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