【山口】阿武町が4630万円返還求め男性を提訴

阿武町は裁判に踏み切りました。
阿武町が新型コロナの給付金を誤って町内の男性に4630万円振り込み返還を拒まれた問題で、全額の返還を求め男性を提訴しました。
☆阿武町の花田憲彦町長:「大事なことはお金を取り戻すこと。今まで下積みをしてきたわけで、ここでやっと水面に出て、表立ったスタートが切れたかなと」
この問題は阿武町が新型コロナの関連給付金を463世帯に10万円ずつ振り込むところ、誤って24歳の男性に4630万円振り込み男性が返還を拒んでいるものです。
☆町議会での質問:「支払い能力がなく回収ができない場合、今度どういう展開になるのか?」
阿武町は12日午前、臨時議会を開き、全額の返還に加え弁護士費用などを含めた5116万円の支払いを求める訴えを起こす議案を提案。
全会一致で可決されました。
これを受け、町は、山口地裁萩支部に訴状を提出しました。
☆竹内研二記者:「男性はこちらの家に1人で済んでいたということです。阿武町の職員が何度も訪ねているということですが、全く会えず、12日も人の気配はありません」男性は、すでに萩市内の勤務先を退職し、連絡が取れない状況だということです。
男性に家を貸していた家主はー
Q、最後に会ったのはいつくらい?A、先月くらいやね、今月は会ってないね。
Q、挨拶される?A、それは挨拶する
Q、フレンドリーな感じ?A、そういう感じはするじゃろうね。
☆近所の人は:「あんなことようできるなと思う。普通だったら、びっくりして町の方へ連絡して返しますけどね。あんまり話したらいけないと思って、みなさん話を控えているみたいですよ」
町によると、ミスが発覚したのは先月8日、男性はその日のうちに金を引き出し先月21日には職員に対し、「お金はすでに動かした。もとには戻せない」などと返還を拒否する発言を繰り返しました。
花田町長は、ミスしたことは申し訳ないとする一方で、町での混乱を防ぐため経緯を説明した広報誌を20日に発行するということです。
☆花田憲明町長「スタートラインは申し訳なかったけども、でもそれがだから公金を自分のものにしていいとは別問題だと思いますから」

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