2022年に入り、岡山県内の特殊詐欺の被害額が1億円を超えました。
岡山市の70代の女性が約4200万円をだまし取られる被害も起きていて、岡山県警が注意を呼び掛けています。
岡山県内で2022年に入り、2月16日までの特殊詐欺の認知件数は36件、被害額は、約1億600万円で、2021年の同じ時期と比べて増加しています。
被害にあった岡山市の70代の女性には、2021年10月中旬から12月中旬までの間に、自宅の固定電話に証券会社の社員を名乗る人から「外国通貨を購入しないなら権利を譲ってほしい」と連絡がありました。
女性が承諾したところ、他の証券会社を名乗る人などからも電話があり、「名義貸しは犯罪だ」、「示談で済ますにはお金を振り込んでもらう必要がある」などと言われ、女性は、名義貸しトラブルを解決する名目で複数回にわたり現金を振り込まされ、総額で約4200万円をだまし取られたということです。
岡山県警は、お金の話が出たら、警察などに早めに相談することや、自宅の固定電話は留守番電話機能を活用して、相手を確認してから電話に出るなど、被害防止に努めてほしいとしています。
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