【最強海難救助船】航洋丸~ 火災フェリー曳航(函館湾)

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苫小牧沖の太平洋上で火災が起きた商船三井フェリー(東京)の「さんふらわあ だいせつ」(1万1401トン)は5日午後1時ごろ、日本サルヴェージ(東京)日本最強の海難救助船「航洋丸」と北洋海運(苫小牧)の曳船「とうあ」に曳航され函館港沖に到着しました。
函館海上保安部によると、「だいせつ」の消化作業が行われるのは、函館港西防波堤の外側の西約1・7キロ沖。
船内に二酸化炭素(CO2)ガスを注入する消火作業に向け準備を進め、曳航と消火作業を請け負った日本サルヴェージの計画では、CO2ガスが漏れないよう、火元の車両甲板を密閉するなどの準備作業を行った上で、船内にCO2ガス約30トンを注入し、酸素濃度を下げて消火する。CO2ガスの注入は1~2日かけて行うとのこと。
鎮火後は室蘭港フェリー埠頭(ふとう)に曳航し、着岸後に第1管区海上保安本部(本部:小樽)が業務上過失致死と業務上失火容疑で現場検証を行い、捜査に着手。本格的な原因究明が­始まる予定。

海難救助船「航洋丸」↓
http://www.nipponsalvage.co.jp/ship/index.html#work01

曳船「とうあ」↓
http://hokuyo-kaiun.co.jp/greeting/

撮影:河合良明
撮影場所:函館山

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