知床の観光船不明 捜索続く 25日から本格的な事故調査(2022年4月24日)

 北海道知床沖で消息を絶った観光船について、これまでに発見された乗客とみられる10人の死亡が確認されました。そして、観光船の運航会社に国土交通省の特別監査が入りました。捜索は現在も続いています。現地対策本部がある斜里町役場のウトロ支所前から報告です。

 (依田英将アナウンサー報告)
 ここ1時間ほどで自衛隊や警察車両、そして人の出入りも多くなってきました。

 建物の横には規制線が敷かれていて、中の様子は全く分かりません。

 死亡したのは男性7人、女性3人の10人で全員乗客とみられています。

 海上保安庁の関係者によりますと、半数が救命胴衣を着けた状態で発見されたということです。

 船は見つかっていません。海の深くに沈んだか、沖に流された可能性もあるということです。

 24日午後、国交省の海事局と北海道運輸局の担当者が観光船の運航会社に特別監査に入りました。

 関係者から聞き取りを行っています。

 また、国土交通省の事故調査官もすでに北海道入りしています。海上保安署で調整をした後、25日に現地入りをして本格的に調査をするということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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