知床半島沖で観光船「KAZU1」が浸水し、乗客乗員26人が安否不明となった事故で、これまでの捜索で10人が発見されましたが全員の死亡が確認されました。
この事故は4月23日、知床沖を航行中の観光船「KAZU1」が浸水し、遭難したものです。
第一管区海上保安本部によりますと現在までに10人が発見されましたが全員の死亡が確認され、残る16人の懸命の捜索が続いています。
これまでの調べで「KAZU1」は2021年5月と6月に相次いで事故を起こし、国から指導を受けていたことがわかりました。
出航前に船長と話したという別の遊覧船の船長は…
別の遊覧船の船長:「(Q船首に亀裂?)船首の2メートルぐらい後ろ側。僕が見たのはこれぐらい。僕は(出航を)止めました。どんどん波が悪くなるからやめた方が良いぞと。(Q船長は?)はいとは言ったけど」
国の運輸安全委員会は事故調査官3人を現地に派遣するなどし、事故の経緯や原因を詳しく調べる方針です。
powered by Auto Youtube Summarize