ロシアによる侵攻で激しい攻防が続いているウクライナ南東部のマリウポリについて、ロシア国防省は市街地全域からウクライナ軍を排除したと主張しました。
ロシア国防省の報道官は16日、マリウポリの市街地全域からウクライナ軍を完全に排除したと発表しました。
抵抗の拠点となっている製鉄所を封鎖し、残る兵士も2500人以下だとして、投降を呼び掛けました。
ロシアメディアによりますと、ロシア国防省は、日本時間17日正午までに武器を置けば、命を保証すると主張しています。
マリウポリで、これまでにウクライナ軍の死傷者は4000人に上ったほか、1464人が投降したとしています。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシア軍は、マリウポリのすべての人を意図的に滅ぼそうとしている」と強く非難したうえで、マリウポリの軍が全滅した場合、今後の交渉に応じない考えを示しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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