円相場が再び1ドル=126円台半ばまで値下がりし、およそ20年ぶりの円安水準となりました。そんななか来週、日米財務大臣会談が調整されています。
きょうの東京外国為替市場、円相場は一時、1ドル=126円台半ばまで値下がりし、およそ20年ぶりの円安水準となりました。
鈴木財務大臣は閣議後の会見で「悪い円安」とは何か?と聞かれ次のように答えました。
鈴木俊一財務大臣
「円安が進んで、輸入品等が高騰している。それに応じて原材料を価格に十分転嫁できないとか、賃金がその伸びを、大きく上回るような、それを補うようなところに伸びていないという環境。そういうことについては『悪い円安』ということが言えるのではないか」
鈴木大臣は、来週ワシントンで開かれるG20=主要20か国の財務大臣・中央銀行総裁会議に出席する意向を示しました。日本とアメリカの財務大臣会談も調整されていて為替の状況についても議論される見通しです。
(15日13:09)
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