「ロシアに支配され家捨てた」次の標的か?避難列車満員に(2022年4月8日)

 次のターゲットともされるウクライナ東部ルハンシク(ルガンスク)。人々は続々と避難を始めています。

 避難する人を乗せた列車からの中継映像です。

 CNN記者:「列車に乗ってウクライナ東部からリビウに向かっています。鉄道作業員も不眠不休で『避難』を支援しています」

 通路まであふれる人を避けながら、人々の逃避行を伝えます。

 CNN記者:「だんだん混み合ってきました。多くの人は、かばんを1つ、2つで列車に飛び乗ったようです」

 国を追われ、徒労感漂う、すし詰めの車内。訴えたいことがあるのか、中継中にも話し掛けてきます。

 避難する人:「ロシア軍は私たちにとても恐怖を与えました」

 列車は激戦地マリウポリの西部の街トクマクを抜け、リビウを目指します。24時間を超える長い旅路です。

 時折、映像は乱れながらも、1100人以上を乗せた列車を映し出しています。

 CNN記者:「彼らは、ロシアに支配されたために家を捨てて逃げたと話しています」

 命からがら逃げ延びた一家。1カ月以上に及ぶ、ロシア占領下の恐怖を体験しました。

 CNN記者:「ロシア軍兵士は女性をレイプした。その後、殺害したといいます」

 一言も漏らすまいと、記者がマイクを向けます。

 避難する人:「本当に恐ろしい話でした。遺体に印をつけていたそうです。写真も見ました。まだ残っている家族がいます。家族が心配です。『家族』も『アパート』も『ペット』もそのままです」「(Q.私たちに何を伝えたい?あなたの町をロシア軍が占拠していますよね)すべてのロシア軍が去ることです。なぜ、私たちの国がこのような仕打ちを受けるのですか?私たちはそのすべてを失いました」

 CNN記者:「彼女は1カ月間、占領下で生き延びました。ありがとう」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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