ロシア兵“ピースサイン”笑顔で攻撃「毎日こんな感じ」 ※動画視聴の際ご注意下さい(2022年4月8日)

 ロシアが新たな動画を公開しました。そこには、ピースサインでウクライナを攻撃する兵士の姿が映っていました。

 また、これから流れるVTRには、遺体の映像が含まれています。「つらい」と感じる方は、無理なさらないで下さい。

■ロシア兵 笑顔で攻撃「毎日こんな感じ」

 ロシア国防省が公開した映像。ウクライナ東部・ルハンシク州で行われている、親ロシア派の戦闘シーンだといいます。

 ロシア軍の指揮の元、親ロシア派が軍事作戦と主張する攻撃を撮影したものとみられます。

 ロシア兵:「皆さん、こんにちは。毎日、こんな感じだよ」

 ルハンシク州の知事は7日、自身のSNSを更新し、「避難を引き延ばさないで。この数日間が最後のチャンス」と市民に呼び掛けました。

 今後、東部全域がロシアの攻撃対象になるとして、現地に残っている住民に即時退避を求めました。

■クレバ外相求める「武器、武器、武器」

 ロシア軍は、部隊をウクライナ東部に集中させる一方で、遠隔地からのミサイル攻撃も続けています。

 これに対抗するため、ウクライナは武器の提供を求めています。

 クレバ外相:「私の議題は非常にシンプルで、3つしかありません。武器、武器、武器」

 この訴えに、西側諸国はどう答えるのか。NATO(北大西洋条約機構)の2日目の外相会合には、日本の外相として初めて、林芳正外務大臣が参加したほか、ウクライナのクレバ外相も招かれました。

 会合では、ウクライナへの軍事支援の強化などで合意しましたが、クレバ外相からは、注文が付られました。

 クレバ外相:「今すぐに、私たちを助けて下さい。数週間後ではダメ、数日ということです。さもなければ、あなた方の援助は手遅れになります。多くの人が死に、多くの市民が家を失い、多くの村が破壊されるでしょう。まさに、援助が遅すぎるからです」

■ブチャの惨劇「一日で30人の遺体回収」

 新たな惨劇が懸念されるなか、多くの民間人が犠牲になった首都キーウ近郊のブチャでは、墓地に遺体が集められていました。

 ボランティア:「一日で30人の遺体を回収しました」

■無線で傍受・・・ロシア兵「銃撃して殺害」

 虐殺を巡る新情報も出てきました。

 ロシア兵が、民間人殺害について話し合う無線通信をドイツの情報機関が傍受したと、同国のメディア「シュピーゲル」が報じたのです。

 ある兵士の会話です。

 ロシア兵の会話:「自転車に乗っていた人を銃撃して殺害した」「その場にいる民間人には、まず尋問し、その後、銃撃すべきだ」

 ロシア軍が、無抵抗の民間人を殺害したことを示唆する、新たな証拠になる可能性があります。

(「グッド!モーニング」2022年4月8日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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