政府は、ワクチン接種を受けた人が割引を受けられる、新たな事業を検討していることがわかった。
従来の「GoToイベント」を改め、ワクチンの「ワク」をかけた「イベントワクワク割」。
岸田首相は、7日の午後発表する方向。
ピカピカのランドセルを背負い、誇らしげにピースサイン。
小学校入学を果たした新1年生の初登校。
コロナ禍で迎えた3度目の春。
第7波への警戒が高まる中、各地で感染対策をとりながらの入学式が行われた。
保護者「本当に一生に一度のことですから、うれしい。親としては」
東京都では6日、新たに8,652人の感染を確認。
先週の水曜日から868人減り、3日連続で前の週の同じ曜日を下回った。
一方で、全国的に増えているのが10代以下の感染。
2021年4月時点では、感染者全体の12.2%だったが、3月は、35.5%にまで増えている。
新学期を迎え、東京都立高校の多くは7日が入学式。
こうした中、制服が届かないというトラブルが起きていた。
「注文した制服が届かない」との投稿が殺到していたのは、東京西部などを中心に学校の制服を扱っている「ムサシノ学生服」。
制服が届いていない新入生の保護者「明日入学式なのに、制服がまだ現状届いていない状態なので、すごく困ってます。店舗の方にじかにきのう行きまして、ほかのご家族さまもいらっしゃって、順番を待ってる間に後ろにズラッと並び始めた」
5日、都内の一部店舗には保護者らが詰めかけ、一時80メートルほどの列ができたという。
6日午後、店の前では、学生服とみられる大量の箱を車に積み込み、急いで配送へと向かう様子が見られた。
取材に対し、ムサシノ学生服の担当者は、「メーカーからの納品が遅れ、検品などに時間がかかっている」と説明。
メーカー側からは、「新型コロナの影響で生産量が増やせない」などという声も上がっているという。
そして、午後5時すぎ、店にやってきた女性。
息子の学生服を注文していた母親「きょうの昼すぎにやっと『制服が届いた』ということで、お店から連絡いただきました」
7日、都立高校に入学するという子どもの母親。
息子の学生服を注文していた母親「さっきまで、中学の制服で(入学式に)出ないといけないかなと心配していた」
3月中に受け取る予定だった息子の学生服。
入学式前日にギリギリ間に合い、店に駆けつけた。
息子の学生服を注文していた母親「もう少し子どもの気持ちを考えて対応してほしかった」
コロナへの不安が続く春。
政府は、経済とコロナ対策の両立を目指し、ワクチン接種を受けた人に、イベントの割引などを適用する事業を検討していることがわかった。
その名も「イベントワクワク割」。
従来の「GoToイベント」から名称を改め、ワクチンの「ワク」にかけて名付けたという。
50代「また面白いネーミングを考えたなって」
40代「なんかちょっと違う。お気楽すぎる」
独特のネーミングを受け、SNSでは、「ワクワク」、「イベント」のキーワードを含んだ投稿が急上昇。
自民若手議員「悪い評判の染みついたGoToのイメージを変えたいのだろう」
岸田首相は7日午後、ワクワク割を含む新たな経済対策や、コロナ対策を発表する方向。
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