ゼレンスキー氏「大量虐殺だ」 ロ“軍はブチャ離脱”と主張 4日再びオンラインで交渉へ[ウクライナ侵攻]

ウクライナのゼレンスキー大統領は、首都キーウ郊外で多くの市民が殺害されたことについて、「大量虐殺だ」とロシアを非難した。

ゼレンスキー大統領は3日、アメリカCBSテレビのインタビューで、首都キーウ郊外の町ブチャで多くの市民が殺害された状況について、「後ろ手に縛られて殺害された人や、拷問を受けた子どももいた」、「理解ができない。大量虐殺だ」とロシアを非難した。

また、フランス、ドイツ、イギリスの各国首脳なども、一斉にロシアを非難している。

一方、ロシア国防省は、殺害された市民の映像をめぐり、「死後硬直が見られず、ウクライナ側が西側メディア用に制作したものだ」、「3月29日のトルコでの交渉後、ロシア軍はブチャを離れている」と主張した。

ロシア国防省はまた、ウクライナ南部オデーサの燃料施設などをミサイルで破壊したと発表した。

ロシアの代表団のトップは、4日にオンラインで再び停戦交渉が行われると明らかにしたが、首脳会談の開催については両国に温度差があり、停戦への糸口が見つかるかは不透明な状況。

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