所さんの目がテン![字]建築家隈研吾さんも注目!世界に誇る木造建築技術「木組み」…の番組内容解析まとめ

出典:EPGの番組情報

所さんの目がテン![字]建築家隈研吾さんも注目!世界に誇る木造建築技術「木組み」

建築家・隈研吾さんも登場!木組みの魅力を語る「なぜ今木造建築か」▽釘を使わないのに丈夫な理由▽神社に使われるすごい技法▽なんと隈研吾さんが「かがくの里」に!?

詳細情報
出演者
【MC】所ジョージ
【実験プレゼンター】酒井善史、佐藤真知子(日本テレビアナウンサー)
【VTR出演】隈研吾(建築家)
番組内容
日本が世界に誇る木造建築技術・木組みとは▽国立競技場にも携わった世界的建築家・隈研吾さん登場!木組みの魅力を語る▽世界が注目する、釘を使わずに木を組み合わせる驚きの技法▽木造建築が地震にも強い理由を実験で解説!木組みと最新技術が融合した耐震技術とは▽隈研吾さんが「かがくの里」に関心!?まさかの大ニュースも!
音楽
新エンディングテーマ
【タイトル】未来
【歌】所ジョージ
おしらせ
http://www.ntv.co.jp/megaten

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境

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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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♬~

(佐藤) <木材をふんだんに
使用したことで注目された

国立競技場>

<デザインに携わった…>

<…を訪ねると>

(隈さん)
…時代だと思うんですよね。

…って言っていいと思いますね。

<木組みとは

木を組み合わせて
構造を造ること>

<実は 隈 研吾さんの手掛けた
建物には

この木組みが たくさん
取り入れられているんです>

<さらに

日本の歴史的木造建築にも
使われているという木組み>

<地震の多い国でありながら

数々の古い木造建築が

今なお 変わらぬ姿を
見せてくれているのは…>

<日本の木造建築の伝統工法
木組みのすごさとは?>

<というわけで
今回の『目がテン!』は…>

木組みの科学は分かるんですけど。

ホントに
ちょっと ビッグゲストでしたね。

でも 木組みってすごいんですね
やっぱり。

今回のテーマである木組み。

あの日本を代表する建築家

隈 研吾さんも
注目しているということで。

隈さんの作品の中でも

特に この木組みが印象的な作品を
集めてみました。

すごいね これ!

現実に見えないじゃん
だって これ。

こんなのがね。
現実にあるんだもんね?

こちらは熱海のほうにある
カフェだそうです。

そこの元は それ?
はい 柱とか そういうものは

ホントに
この木組みで全て支えてる

…ということです。
何これ!

というわけで
実は この木組みについて

隈 研吾さんに
お話を伺って来ました。

<伝統的な木組み構造を用いた

独特な建築で有名な
隈 研吾さん>

<これまで 木を使った
特徴的なデザインを

数多く生み出して来ました>

<東京オリンピックで
使われた…>

<…のを覚えている人も
多いのではないでしょうか>

<隈さんが木にこだわった理由
というのは…>

開会式をやる…。

今の時代 何かっていった時に
ひと言で言うと…。

…と僕は思うんですね。

…っていう点でも
すごく効果があるので

そういう…。

…っていうのをアピールしたくて。

<さらに 木には
こんなメリットがあるといいます>

あるいは こどもが 集中力が

木の建築の中にいると高まる
なんていう研究もあるしね。

…んじゃないかな
っていうふうにも思うので。

<木をふんだんに取り入れた
隈 研吾さんの建築>

<その礎にあるのは
日本の建築でした>

木造の技術
っていう点だとですね

日本って 世界的にも
一番っていう人も多いぐらい

高く評価されてるんですね。

…時代だと思うんですよね。

<そんな…>

日本の木造の特徴を
ひと言で言うとですね

うまく…。

…ってことをやって来たんですね。

細い木っていうのは
森の間伐っていう時の

間伐材が建築に使えるので
資源が無駄なく使える。

<かつての日本では
間伐などの際に取れる

小径木という
先端の直径が14cm以下の

比較的 細い木が
活用されて来ました>

<しかし…>

いわゆる 大スパン。

柱と柱の間に 何も柱がないのを
大スパンっていうんですけど。

そういう
大スパンを実現するためには

小径木をいろいろ たくさん

組み合わせて行くことが
必要なんですね。

<その長さが足りない木を
組み合わせるという技術が…>

…って総称していいますね。

その木組みっていうのは…。

…って言っていいと思いますね。

例えば ここに すごくいい例が
あるんですけどね。

<隈さんが
愛する…>

例えば ここに すごくいい例が
あるんですけどね。

この部分は
上が かき切ってあって

こっちは下が切ってあって。

それをですね
これ スポっとはまると

上がきだけだと
スルっと抜けちゃうんですけど

上がきと下がきが
組み合わせてあるから

抜くに抜けないんですよ。

だから 一度 組み合わせたらね

そういうふうに
よっぽどのことがないと

抜けない スライドもしない
っていうのが

この日本の木組みのシステムの
すごい知恵なんですよね。

そうすると どういう いいことが
あるかっていうとですね

地震とかが起きた時に

この切り込みのやり方だと
かすかに動く。

そこで力を吸収するんですね。

これが地震が来た時に

日本の建築の耐震性
っていうのに

この切り込みシステムが
すごく効いてるんですよね。

<この…>

<こちらの建物>

<この複雑な構造を全て木組みで
造っているんです>

<そして…>

(隈さん) この細い材料を使って

3階建ての建物を
全部 支えてるんで

みんな 「柱は どこにあるの?」
って聞くんですけど。

(隈さん)
…果たしてるんですよ。

<この組み合わさった木は

単なる
外観上の飾りではありません>

<お互いに支え合うことによって
柱の役割を果たし

建物の構造そのものに
なっているんです>

何となく
人間社会のこれからの在り方を

指摘しているような気も
するんですけどね。

そのまま…。

柱もなくね。

オリンピックだから
世界中が見るから

木をアピールするのには
ちょうどよかった

…ってことなんでしょう?
そうなんですよね。

カッ!

隈さんによりますと…。

…するなど この木の弱点を
克服するような動きというのも

近年
出て来ているそうなんですね。

(酒井) 所さん この木組み。

実際に どんなものなのか
調べて来ました。

<木材を組み合わせることで

長さを調節したり
強い構造にする技術 木組み>

<日本の有名な神社仏閣は

主要な部分に
釘やネジなどは使わず

木組みで造られています>

<その技術を詳しく見るために

早稲田にある穴八幡宮に
やって来ました>

こんにちは~。

<お会いしたのは
木組みに詳しい…>

<実は谷川さん…>

<…方なんです>

(谷川さん)
…で出来てましてですね。

(谷川さん) …になって来ます。

<この…>

<さらに その奥には

もっと すごいものがある
ということで…>

…っていう名前があります。

これはもう
神社の正門みたいなもんですね。

これはもう
木組みの固まりみたいなもんで。

ええ ええ…。

あ~!

この獅子がいるんですけど
この獅子を外してですね

この柱と この横の材も
しっかり組み合わさって。

<この縦の柱と 横の貫が

釘などを使わずに
組み合わさっている

…というのです>

<そして…>

…と思うんですけれども。

こういう博物館

「木組み博物館」がありますので。

<穴八幡宮から
徒歩5秒の木組み博物館>

<展示されているのは
もちろん 木組み>

これ 先ほど見ていただいた
門の 一部分なんですけども

どの辺だか分かりますか?

これは柱ですよね?
そうです そうです。

あの貫。
そうです。

<こちらの模型は 先ほど見た

隋神門の
この部分の原寸模型です>

これ 外せますので
実際 やってみましょう。

外せる?
はい。

この… これをね?
下ですね。

ポンってやってください。
ポン?

あっ あっ!

え~!

意外な形状!

<外からは
見ることができない部分>

<ここに…>

<…がありました>

これ 下がはまってるんですよ。

こっち ここの幅が
この幅よりか 広いんですね。

ホントだ。
こうやってやると

下 最初は合ってないんだけど
下に行くと形が…。

末広がりの形が合って来て
最後に ス~っと行って

ストンと入る。
お~!

<ハの字になっていることで

始めは入りやすく 最終的には

しっかり かみ合うように
なっていたんです>

なるほど~!

これは あれですか?
ズレないってことですね。

<さらに このような
返しがついているため

互いに引っ掛かることで
ズレにも強くなっています>

でも 上にだけは動くと…。
そうです。

なぜなら のせてるだけだから。

すご~!

これが木組み!
木組みですね。

お~!

すごい!

<そして 柱の下の部分の模型が

こちら!>

ちょっと柱を。

本来なら
絶対に取れないはずの…。

うわ~!

え~!

すごっ! まさかの構造。

<使われているのは
「鎌」と呼ばれる木組み>

<こちらにも
矢のような返しがあるので

抜けません>

これに この柱が
組み合わさることによって

この重みで動かなくなるっていう。

すごい!

<博物館には 他にも
いろんな木組みがあったので

スタジオで
所さんに お見せします!>

あの返しの…。

そうなんですよ!

びったしに彫るんだからねぇ。
そうなんですよ!

技術がすごいわ。
所さん せっかくなんで

博物館から木組みの模型を
お借りして来ましたので

実際に
触っていただきたいと思います。

すごいねぇ! 何これ。

これは さっきありました…。
よく彫るよねぇ!

返し よく彫るね これ!
鎌継ぎという返しですね。

そして 隣がですね…。
いやいや 全面にあるぞ これ。

四方鎌継ぎというですね。

ちょっと待って
これ 外れないじゃん。

<この四方鎌継ぎは

4方向 全てに
鎌が彫られています>

どう考えたらいいの?
折るか ねじるかしかないじゃん。

斜めだったか これ。

こっちか! うわ~~!

何だよ!

よく こんなこと
考えるじゃんかよぉ!

こんなになって外れて行くの?
そうなんです。

え~!?

うわ~!
外れた!

カ~!

ホントに そうですよね
見た目 分かんないですもんね。

<そして これが
継ぎ目が見えづらい

宮島継ぎ>

これ 抜くの?
それ 外してみていただけると…。

いや~‼

ヤダ?
ヤダ! これ造る人 この係。

<斜めに継いでいるため
継ぎ目が目立たないんです>

すげぇ! 今まで見落としてたね。
わ~ よかったです~。

<この後 最新の木組みが登場!>

<そして 隈 研吾さんに関する
重大発表が!>

実験プレゼンターの酒井です
よろしくお願いします。

こちらこそ
よろしくお願いします。

<清水寺や東寺などの
耐震構造を調べ 修復する…>

<…によると

日本の木造建築の
大きな特徴が…>

ず~っと…。

…というか 使われ続けている
ということです。

<その分かりやすいものが…>

これ…。

≪はい お神輿になります≫

こんな バラバラになるんですね。

<実は
木組みで出来ている お神輿>

<お祭りのたびに
激しく揺さぶられますが

20~30年に1度
メンテナンスをすれば

使い続けることができるんです>

<今回 千葉のお神輿屋さんに

構造を見せてもらいました>

うわ~! はまった~!

最初から こういう…。

はい はい…。

<木組みにすることで
傷んだ所を直すだけで

メンテナンスできる
という仕組み>

≪入った!≫

<お神輿だけでなく

木組みで造られた
歴史的な建造物も

部分的に修理を繰り返すことで
長持ちさせて来ました>

<こちらは清水の舞台の
柱の根元>

<傷んだ部分を切り取って
新しい木材に

木組みで継ぎ足す修理を
しています>

<そして…>

<これらの中で
木材のさらなる利点というのが>

<そこで
建築に使われることが多い

鉄と木を比較してみます>

<…を用意>

<上から徐々に
荷重をかけて行きます>

<鉄のサンプルが
耐えられなくなったのが…>

大体 もうホントに
エイヤーですけど

24t。

<一方 木のサンプルは…>

<なんと 34tまで耐えました>

<同じ重さだと 木が強く

同じ強度を出す場合は

木のほうが
軽くて済むという結果に>

<軽い建物のほうが
地震などの揺れを受けた時に

建物が受けるエネルギーが
少ないといいます>

なので 非常に有利になります。

<さらに この木組みの
構造そのものにも

揺れへの強さの秘密が
あるといいます>

支えているとか…。

…が働いている。

清水の舞台みたいなものを
思い浮かべていただけると

分かると思うんですけど。

<江尻先生が清水の舞台の

地震シミュレーションを
行ったところ…>

<…ことが分かりました>

<さらに
清水寺の舞台の裏側には

柱と梁が当たる部分に

へこみ防止の鉄板が
入れられたり

木組みが外れないように
金属が取り付けられたりなど

金属が木組みを補助する

ハイブリッド型進化をしたものが
残っています>

<現在では それがさらに進化>

<木組みの良さを生かした
新たな技法が!>

…というんですけれども。

拡張… 樹脂アンカー!

<まずは 木材に穴を開けます>

<…ことができます>

ここが球状になってる…?
なってます。

はいはい はいはい…!

<それを2つ重ね合わせ

金属のボルトを中に入れます>

<そして そこに…>

お~!

あ~ なるほど!

<樹脂が固まれば完了!>

<樹脂を使うことで
クッション性が生まれ

ボルト締めや
木で かみ合わせるよりも

はるかに強い耐久力になります>

これで建物を造ると…。

そういうような建物をいくつか
だんだん出来てきています。

<これらの技術が
木造の斬新なデザインや

大型の構造を実現しました>

<隈 研吾さんがデザインした
建物にも

使われているものがあるんです>

<日本の建築を支えて来た
木組み>

<その技術は
現在まで受け継がれ

時代を重ねることで
進化も遂げていたんです>

はい!

金属を補助に使うっていうね。

ビックリしちゃいましたね
今日は。

所さん そういえばですね
先日 発売になりました

こちら かがくの里の
生き物図鑑がですね…。

自然に目をやる
きっかけになるよね。

実はですね かがくの里に

もう一つ
大ニュースがあるんです。

ちょっと こちらをご覧ください。

<実は 隈 研吾さん…>

<こんなことを
言っていたんです>

(スタッフ) 先生 番組では…。

…だと思うんですよね。

木の建築っていうのはですね
基本的には

自分の住んでる町の
裏山の木を使う

…っていうふうにして
人類は 木を使って来たんですね。

そうすると 裏山の木を
規則的に切って また植えて

…っていう
自然の循環が生まれるので

森がいつも いい状態に保たれる。

ところが 今の日本の木造とかね

安い木を
世界中 どっかから探して来よう。

例えば カナダが 一番安かったら
カナダ

ロシアが 一番安かったら ロシア
っていって…。

そうすると どうなるかっていうと
もう森なんて知らない。

森と人間の関係も切れちゃう。

それから
遠くから運んで来るってことは

その途中で 二酸化炭素を
いっぱい出しちゃうんですよ。

木は本来は
木の中に 二酸化炭素を固定する。

だから 木を使うことは

空気中の二酸化炭素を減らして
地球温暖化対策になる

…っていうのが
木の良さだったのに

運んで来る途中に 二酸化炭素を
いっぱい出しちゃったら

これ 元も子もないんですよね。

だから 国内の林業が
もう一回 元気になれば

林業で働く人も みんな 地方で
生活することができるしね。

もう一回…。

(スタッフ) かがくの里に

元々 持ち主だった方の
家が建ってるんですけど

それが もう だいぶ老朽化して。

(スタッフ) 今回…。

(スタッフ) 先生に…。

すごい…。

はい!

(スタジオ:所) いやいや…!

<なんと 隈 研吾さんが…>

ビッグニュースじゃん! えぇ~!?

このプロジェクトに
賛同いただけるんです。

ワクワクするね!
ホントに はい。

ワクワクするのは
やっぱり こういう

すごいものとか 考え方とかが

全部バックにあるんで

ワクワクするわけですよ。

実は プロジェクトのお話を
したところですね

隈さんのほうから いろいろと
新しいお家のアイデアとかも

お話しくださった
みたいなんですよ。

いや~ 似鳥君 でかしたね。

隈 研吾さん
ありがとうございます ホントに。

さて所さん 本日のツボは?

<TVerでは 本日の放送回が
無料で見られます>

<Huluでは
過去1年分の放送回を

いつでも見ることができます>

隈 研吾さんは
『目がテン!』を見ている!

Source: https://dnptxt.com/feed

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