ウクライナ南部で取材を続けている須賀川記者に聞きます。
私がいまいるオデッサ、後ろに見える教会ではこのあと、作戦で死亡した兵士の葬儀が営まれます。集まってきている人たちは、正装する準備もありません。ジーンズ姿でバラの花を持っている様子もうかがえます。兵士も普段通りの姿で、防弾チョッキを着たまま、供える花を持って集まってきています。遺族にとってみれば最後の別れの場でもありますが、葬儀ですら厳戒態勢になってしまうんです。
そして、この戦争での死者数についてですが、ウクライナ側だけでも兵士が1300人以上、民間人が800人近く亡くなっているとされていますが、詳しい統計はわかっていません。
私が取材したオデッサ郊外は、次から次へとバスが到着していました。こうした兵士はある意味、生き延びることができた人たちなんです。ただ多くが激しい戦場では救援にすら入れずに孤立する兵士、もしくは搬送することができない遺体もたくさんあるわけなんです。
Q.状況は街によって大きな差があるのでしょうか?
私たちがいるオデッサは比較的落ち着いているので、行政も機能しています。ただ、マリウポリといった激しい戦闘が行われている所では、行政機関どころか、ライフラインもない、そして電波も断絶されているので何が起きているのかわからない、死者数に関してもまったくわからない状態なんだと思います。
(21日18:00)
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