ウクライナ侵攻を続けるロシア軍が、軍用施設ではない住宅なども狙って攻撃している可能性が高いことが、日本の研究者による画像解析で分かりました。
ウクライナの南東部マリウポリで14日に撮られた衛星画像には住宅が攻撃された様子が写っています。
東京大学大学院・渡邉英徳教授:「ロシアが主張している『一般市民が暮らす場所は攻撃対象になっていない』という説明とは明らかに食い違っていて。衛星画像上では隠すことができずに写っている」
東京大学大学院の渡邉英徳教授は、衛星画像を画像マップ上に貼り付け、撮影位置の特定に取り組んでいます。
いつ、町のどこで、何が起きたのかを記録することで、被害状況を客観的に検証することができます。
首都キエフで15日に撮影された衛星画像には、集合住宅とみられる建物から煙が出ています。周囲には軍事施設はありません。
ウクライナの非常事態省によりますと、キエフではこの日、住宅地への攻撃で3人が死亡しました。
衛星画像を蓄積し、今回の侵攻を後に検証することで、今後の復興にも再活用できるとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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