子どもらが避難していた劇場を、ロシア軍が空爆したとみられています。
■劇場内には・・・1300人以上が避難
衛星写真の中心にある赤い屋根の建物が、市民たちが避難していた劇場です。よく見ると、文字が書かれています。
ロシア語で「子どもたち」。ウクライナ語ではなく、あえてロシア語で書かれているのは、避難している子どもを守るための、ロシア軍に向けたメッセージだったと思われます。
しかし、訴えもむなしく、劇場が新たな標的となったのです。
劇場内には、1300人以上が避難していたとみられています。
地元紙によると、救助活動の結果、攻撃に耐えた地下シェルターから130人が発見・救出されたということです。
一方、ロシア側は、この攻撃を否定しています。
■ウクライナ「ロシアは大きく軟化」
マリウポリから避難してきた住民:「マリウポリは、完全に破壊されてしまった」
状況を変える頼みの綱は、停戦協議です。
ロシアとの交渉にあたるウクライナのポドリャク大統領府顧問は「ロシア側の態度は大きく軟化している」と、停戦は近いとの見方を示しました。
一方、ロシア外務省のザハロワ報道官は17日、停戦協議のなかで、ウクライナ側が「中立化」に合意すれば、「特別軍事作戦は速やかに終了する」と表明しました。
(「グッド!モーニング」2022年3月18日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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