宮城県内で、最大震度6強を観測した地震から2日が経ちました。大崎市では断水が続く地区で、自衛隊などによる給水支援が3月18日、始まりました。
給水支援が始まったのは、震度6弱の揺れを観測した大崎市の田尻地区です。大崎市では、松山と鹿島台、田尻の3つの地区で、17日午後から断水が続いていて、18日は朝早くから給水所に住民が訪れていました。
住民
「大家族なので洗濯できないし、お風呂も大変です。ありがたいです。自衛隊さんは本当に」
Q.断水で困っていることは?
「お風呂と洗面、トイレですね。早く水道から水が出てくれるのを待ち望んでいます」
大崎市には自衛隊のほかにも、山形県天童市など、合わせて10の自治体と国土交通省が給水支援を行っています。市によりますと、水道の復旧のめどは立っていないということです。
大崎市田尻に住む、菅原つよ子さん(72)です。
菅原つよ子さん
「全然、水出ないので、お風呂も入れないです」
自宅の水道は17日まで水が出ていたといいますが、18日朝、急に止まり、給水所で水をもらってきました。
菅原つよ子さん
「本当に水出ない…大変だね。水があればお湯も沸かせる。電気がないのもつらいけど、水が一番だね。コメもとげない」
ライフラインの被害は断水のみ。電気とガスは通っていましたが、取材中には…。
菅原つよ子さん
「あれ?こっち電気つけてたよね?電気…ちょっとまってください。ブレイカー下がってるわけじゃないよね?」
Q. ブレイカーどこですか?
「上がっていますね。停電だね…停電になったんだ」
急に停電が発生。菅原さんはライフラインが復旧するまで当分の間、東松島市の息子の家に避難することを決めました。
菅原つよ子さん
「早くよくなってほしいんだけど。直すにも直せない。一番きついところだね」
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