ロシア軍 ウクライナ首都キエフ包囲の動き強める(2022年3月13日)

ウクライナでは、ロシアによる軍事侵攻で、およそ1,300人の兵士が死亡しました。
ロシア軍は、首都キエフなど複数の都市で、包囲網を狭めているもようです。
ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、ロシアが侵攻して以降、およそ1,300人の兵士が戦死したと明らかにしました。
また、停戦交渉については、欧米諸国に一層の関与を求める一方、イスラエル政府にエルサレムでの協議を提案したと、ロイター通信は伝えています。
ロシア軍は、複数の都市で包囲網を狭め、キエフ周辺では、北西側に加え北東側でも、市の境界付近まで迫っているもようです。
こちらは、12日に撮影された南東部マリウポリの衛星画像です。
撮影したアメリカの民間企業は、マリウポリの西部地区に炎が上がる様子が確認され、数十棟の高層マンションが激しく損壊していると指摘しています。
マリウポリでは、「人道回廊」を通じた民間人の退避が実現せず、脱出を待つ市民は20万人いると推定されています。
一方、ロイター通信は13日、西部リビウ近郊にあるウクライナ軍の関連施設に、ロシア軍がミサイル8発を撃ち込んだと伝えました。
リビウは、ポーランドとの国境までおよそ60キロに位置し、これまで攻撃を受けてこなかったため、ウクライナ各地から避難民が集まっています。

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