駐日ウクライナ大使からの面会要請は、果たして放置されていたのでしょうか。4日、注目の動きがありました。
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午後6時ごろ開かれたイベントで、鈴木貴子外務副大臣と駐日ウクライナ大使のコルスンスキー氏は、騒動後、初の顔合わせとなりました。会場では、鈴木貴子外務副大臣がウクライナ大使をエスコートしていました。
鈴木貴子外務副大臣
「コルスンスキー大使にも、わざわざこうして足を運んでいただいたことに、心から厚く感謝と御礼を申し上げます」
なごやかな様子の2人ですが、実はある騒動がありました。
きっかけは、ロシアによる侵攻開始の6日後に行われた、林外務大臣とウクライナ大使の面会です。
野党は、「大使からの面会要請を放置していた」などと、政府の対応の遅さを批判していましたが、3日夜、駐日ウクライナ大使のコルスンスキー氏は、SNSで「林さんはとても早く対応してくれた。会いたくなかったのは副大臣の鈴木さんだ」と投稿。面会が遅れた原因は、鈴木貴子副大臣だと指摘したのです。
鈴木貴子氏の父親といえば、ロシアとの関係を重視する鈴木宗男氏です。
日本維新の会 鈴木宗男議員
「総理、ロシアとの対話は絶やさないほうがいい」
4日の国会で野党は――
立憲民主党 青山大人議員
「鈴木副大臣が原因とも、一部聞いてますけども、改めて事実関係を鈴木副大臣に問います」
鈴木貴子外務副大臣
「事実無根であるということを、はっきり述べさせていただきたいと思います」
事実無根であると反論しました。
鈴木貴子外務副大臣
「少なくとも口頭での(面会)要請は あったものの、通常発出されている書面での(面会)要請が届いていなかった。また、副大臣室には、その要請として伝わっていなかった。私が大臣の面会要請を止めていた、ということはもちろんありません」
外務省は、先月24日、ウクライナ大使館から書面での正式な要請を受け、大臣らに伝えたとして、放置したことはないと否定しました。
ウクライナ大使は、「大使館と外務省の間で誤解があった」とし、3日夜のSNSを削除しています。
(2022年3月4日放送「news every.」より)
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