ウクライナ・ロシア3回目停戦協議 具体的成果なく(2022年3月8日)

 ウクライナとロシアによる3回目の停戦協議が行われました。「退避ルート」を巡り一定の進展があったものの、停戦の実現につながる具体的な成果は得られませんでした。

 3回目となる停戦協議は7日、ベラルーシ西部でおよそ4時間にわたって行われました。

 終了後、ウクライナ側の代表団は「状況を改善させるような大きな進展はなかった」と述べました。

 一方のロシア側も、「期待していた具体的な成果は得られなかった」と述べ、協議は平行線を辿った模様です。

 ただ、戦闘地域の一般市民を安全に避難させるための「退避ルート」の設置に向けては、双方ともに進展があったという認識を示しました。

 ロシア側は8日にも市民の避難を始められると主張しています。

 両国は協議の継続については合意していて、次回の協議もベラルーシ国内で近く開かれる見通しです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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