
ロシアによるウクライナ侵攻が続くさなかの3月10日、ロシア国防省は北方領土でミサイルの発射演習を実施したこと明らかにしました。
北方領土の元島民からは反発の声が上がっています。
北方領土でのミサイル演習で使用されたのは、ロシアで最も強力な防空システムのひとつ「S300V4」で、ウクライナ侵攻をめぐり経済制裁に加わった日本をけん制する狙いもあるとみられます。
この事態に、北方領土の元島民からは反発の声があがっています。
歯舞群島 勇留島出身 角鹿 泰司さん:「ウクライナの制裁の反発だと思う。いまの北方領土問題については厳しく取り掛かってほしい」
また、防衛省は10日にロシア海軍の艦艇10隻を襟裳岬の東北東、約180キロの海域で確認したと発表しました。
その後、10隻は津軽海峡を太平洋側から日本海側に通過したということです。
岸 信夫 防衛相:「ウクライナ情勢を含むロシア軍の活動について、引き続き、緊張感を持って情報収集、警戒監視を実施していく」
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