ロシア軍は北方領土を含む地域でミサイルシステムを使った演習を行ったと発表しています。
ロシア軍東部軍管区は10日、ロシア側が「クリル諸島」と呼ぶ北方領土を含む地域で地対空ミサイルシステム「S-300」を使った演習を実施したと発表しました。
ロシアの領空が敵に侵犯されたという想定で行われ、ミサイルシステムは空中のすべての標的を迎撃することに成功したということです。
このミサイルシステムは2020年に北方領土の択捉島に実戦配備されたことが明らかになっていて、今回の演習は択捉島などが舞台になったとみられています。
さらに、日本の防衛省によりますと、ロシア海軍の艦艇10隻が10日未明から11日にかけ、北海道南部を経て津軽海峡を太平洋側から西側に通過しました。
この船はロシア海軍が先月、ウクライナ侵攻に合わせてオホーツク海などで行った大規模演習に参加していました。
岸防衛大臣は「ロシア軍の活動が活発化するのは懸念すべきだ」と警戒感を示し、ミサイル実験も踏まえて極東地域などでの動向を注視する考えを示しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
powered by Auto Youtube Summarize