停戦交渉3回目も進展なし トルコ仲介で外相会談へ[ウクライナ侵攻]

ウクライナとロシアの停戦に向けた交渉は、3回目の協議でも大きな進展がなかった。

3回目の停戦交渉は7日、2回目と同じくベラルーシ南西部でおよそ3時間にわたり行われた。

ウクライナ側は、市民の脱出ルートである「『人道回廊』の運用でやや進展はあったものの、それ以外の停戦などの問題は議論を継続する」と発表した。

ロシア側は、「合意文書を用意していたが、ウクライナ側は持ち帰り、署名には至らなかった」と明らかにしたうえで、「次回が最終結論にいたるという幻想は抱かない方がいい」との考えを述べている。

ロシア軍による攻撃が続く中、ウクライナ南部の黒海に近い都市では、集合住宅が大きな被害を受けた。

男性「なんてこった。全てが吹き飛んだ。ドアも窓も」

映像を撮影した男性によると、午前5時半に爆発音で目が覚め、その15分後には部屋の窓が吹き飛び、砲弾は建物に直撃したという。

一方、第3国による仲介も続いている。

トルコのチャブシオール外相は7日、ロシアのラブロフ外相、ウクライナのクレバ外相と10日に3者会談を行うと表明した。

実現すれば、軍事侵攻が始まって以降、ロシアとウクライナの外相が向き合う初めての会談になる。

FNNプライムオンライン
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