【外相会談】ウクライナ・ロシア  停戦進展なし  “溝の深さ”浮き彫りに

軍事侵攻後、初めてとなるロシアとウクライナの外相会談が10日、トルコで行われましたが、停戦に向けた進展はありませんでした。

会談はトルコ南部のアンタルヤで、トルコが仲介する形で1時間半ほど行われました。

ウクライナ・クレバ外相「(停戦協議に)進展はなかった。ロシアが停戦協定を結ぶとは思えない。ウクライナは戦いを続ける」

ウクライナのクレバ外相は会談後、このように述べたうえで「ロシアは建設的な協議をするつもりがない」と批判しました。

一方、ロシアのラブロフ外相も「我々が望むのはウクライナの非武装化だ」と従来の主張を繰り返し、議論は平行線に終わっています。

ラブロフ外相はまた、マリウポリで9日、子どもを含む3人が死亡した産科・小児科病院への空爆については、事実ではないと主張しました。

ロシア・ラブロフ外相「あの病院はかなり前から過激派に占拠され、すべての患者と看護師が追い出された」

また、両外相は、一時的に攻撃をやめて住民を避難させる「人道回廊」について協議しました。

クレバ外相はラブロフ外相に対し、1200人以上の民間人が死亡している激戦地のマリウポリで、「人道回廊」を実施する環境を整えるよう求めています。

ロシアとウクライナは今後も協議を続けることで合意はしたものの、両国の溝の深さが改めて浮き彫りになる結果となりました。
(2022年3月10日放送)

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