4日に開幕する北京パラリンピックにロシアとベラルーシの選手の参加が認められたことに、ウクライナの記者が抗議した。
IPC(国際パラリンピック委員会)は、2日の理事会で、ウクライナに軍事侵攻したロシアと、攻撃を支援したベラルーシ両国の選手について、国旗や国歌などを使わない「中立な選手」としての参加を認め、記者会見した。
この際、ウクライナ紙の記者は、攻撃で亡くなった選手の写真を掲げ、無念の思いを伝えた。
ウクライナ紙の記者「先ほど、スポーツ選手に競技の機会を与えると言ったが、亡くなった選手は、もう二度と競技の機会を得ることはできない」
この決定について、IPC側は、「ウクライナの痛みは想像もできない」としたうえで、「選手は侵略者ではない。どの選手にも敬意を払うべきだ」と理解を求めた。
FNNプライムオンライン
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