バイデン大統領「核戦争への心配はNO」 プーチン大統領の“核けん制”

ロシアの今後の出方が注目される一方、アメリカはどう対応しているのでしょうか。ワシントンから中継です。

記者
「一連の事態で核戦争に突入する可能性を問われたバイデン大統領は明確に否定しました」

アメリカ バイデン大統領
「(Q.アメリカ国民は核戦争を心配すべきか?)ノーだ」

プーチン大統領が核戦力を念頭に抑止力を特別警戒態勢に引き上げるよう命じ欧米をけん制、さらに隣国のベラルーシが憲法を改正しロシアの核兵器配備が可能になったため核戦争への懸念が強まっていました。ただ、国防総省の高官もロシアの核の配備について「現段階で動きは見られない」と話しています。

こうした中、アメリカ政府はロシアの国連代表部の外交官12人の国外追放を決定。「国家の安全保障に悪影響を及ぼすスパイ活動に従事した」としています。

また、新たな経済制裁としてロシアの中央銀行がアメリカ国内に持つ資産を事実上、凍結しました。同盟国と協調しロシアの中央銀行が保有するおよそ73兆円の外貨準備の利用を制限することで急落する通貨ルーブルの買い支えを阻止し、ロシアの金融市場や国内経済に大打撃を与える狙いです。

バイデン大統領はこちら時間3月1日に初めての一般教書演説に臨みますが、戦争を仕掛けたうえに核で脅しをかけるロシアに対し、強いメッセージを示すことが求められます。
(01日11:40)

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