ロシア軍によるウクライナ侵攻が続く中、アメリカ政府の高官はウクライナ軍の反撃がロシアの想定を上回り、ロシア側が「いらだっている」と指摘しました。
アメリカ国防総省の高官は26日、ウクライナ周辺に集結したロシア軍の50%以上がウクライナ国内に侵入し、これまでに250発以上のミサイルを発射したと明らかにしました。大半が短距離ミサイルだということです。
その一方で、ウクライナ軍の反撃がロシアの想定を上回っており、ロシア側は「いらだっている」と指摘。ロシア軍は首都キエフから北側およそ30キロの位置に留まっているとしています。また、現時点でロシア軍が制圧したウクライナの都市は1つもなく、制空権の獲得にも至っていないと強調しました。
こうした中、バイデン政権はウクライナに対し、3億5000万ドル=400億円あまりの軍事支援を新たに行うと発表しました。
（27日07:18）
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