【独自】「海外にいたが最期は日本がよかった」海外に潜伏の可能性も “連続企業爆破事件”の「東アジア反日武装戦線」メンバー 桐島聡容疑者とみられる男 警視庁公安部|TBS NEWS DIG

警視庁が身柄を確保した桐島聡容疑者(70)とみられる男の最新情報です。男は、「海外で逃亡生活をしていたが、最期は日本がよかった」という趣旨の話をしていることが新たにわかりました。警視庁記者クラブから中継です。

1974年から75年にかけて起きた連続企業爆破事件の重要指名手配犯で、過激派「東アジア反日武装戦線」のメンバー・桐島聡容疑者とみられる男が、「桐島聡です」と名乗り出たという情報が、おととい、警視庁公安部に寄せられました。

男は、神奈川県鎌倉市の病院に入院していて、事件の関係者しか知り得ない当時の状況などについて話しているほか、身長などの身体的特徴も一致しているということで、警視庁公安部は男が桐島容疑者である可能性が高いとみて、DNA型の鑑定を進めています。

また、捜査関係者への取材で男が「海外で逃亡生活をしていたが、最期は日本がよかった」という趣旨の話をしていることが新たに分かりました。警視庁は海外に潜伏していた可能性もあるとみて、慎重に調べています。

男は末期のガンだということで今後、警視庁は男が桐島容疑者と特定できたとしても、病状などから逮捕せずに、任意で捜査を進める方針だということです。

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