5時間以上及ぶも“溝大きいまま”・・・ウクライナ巡り仏ロ首脳会談(2022年2月8日)

 5時間以上にわたった会談が終了しました。

 アメリカ・サリバン大統領補佐官:「プーチン大統領が、ウクライナ侵攻を命じる明白な可能性がある。(侵攻は)あすかもしれないし、数週間以内かもしれない」

 アメリカのサリバン大統領補佐官は、「北京オリンピックの期間中であっても、ロシアが軍事侵攻する可能性がある」と強い警戒感を示しました。

 一方、ウクライナへの欧米からの軍事支援も本格化しています。

 アメリカから提供された対装甲車ロケット。米軍がウクライナ兵に対し、この射撃訓練を行っているということです。

 最大射程は500メートル。ロシア軍との市街戦を想定した武器だということです。

 こうしたなか、日本時間の8日未明、フランスのマクロン大統領がモスクワを訪れ、プーチン大統領と首脳会談を行いました。

 プーチン大統領は「ロシアとフランスは共通の懸念を抱いている」などと述べ、フランスを取り込もうとするかのような姿勢を見せました。

 一方、マクロン大統領は、ロシア側に緊張緩和を求めましたが、NATO(北大西洋条約機構)の不拡大を求め続けるプーチン大統領との溝は大きいままです。

 会談は5時間以上にわたり、終了しました。

 マクロン大統領は、8日にはウクライナを訪れ、ゼレンスキー大統領と会談する予定です。

(「グッド!モーニング」2022年2月8日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事