今月１１日に新潟県村上市にある製菓会社の工場で６人が死亡する火災が発生しましたが、この製菓会社では、県内の他の２つの工場でも過去に火災や消火設備の不備があったことが分かりました。
今月１１日、新潟県村上市の三幸製菓荒川工場で合わせて６人の従業員が死亡した火災。
この工場では過去にも８件の火事があったほか、おととし９月の立ち入り検査では避難誘導灯などの作動不良が見つかっていました。
また、三幸製菓の新潟市北区の工場では過去に２件の火災が発生。
２０１９年から今までに合わせて７回、消防が立ち入り検査に入り、消防設備などの改善を求めていたほか、新発田市の工場でも２０１４年に消火設備の表示灯がつかない不備があったことがわかっています。
いずれも改善されているということですが、警察と消防は今回の火災の原因を調べるとともに防火・避難体制に問題がなかったか調べています。
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