柴田恭兵登場!「レディ・ジョーカー」の試写会舞台あいさつ

俳優の上川隆也さんと柴田恭兵さんが31日、東京都内で行われたWOWOW連続ドラマ「レディ・ジョーカー」の試写会舞台あいさつに登場。柴田さんと初共演の上川さんは「柴田さんの肌感覚というか、距離の変化を感じながらやらせていただいた。心地よい緊張感の中で演じることができた」と振り返り、上川さん演じる合田刑事に警護・監視されるビール会社社長役の柴田さんは「監視されるのがこんなにつらいとは。きつかった」と苦笑し、「(合田とのやりとりで)まったく動揺しない芝居もできたと思うんですが、上川君だったらどう見せてもいいと思った。舘(ひろし)さんだったら全然違ったと思います」と「あぶない刑事」のコンビを引き合いに出して笑いを誘った。

 「レディ・ジョーカー」は、高村薫さんが85年の「グリコ・森永事件」に着想を得て執筆し、単行本と文庫を合わせて累計発行部数が100万部を超えるベストセラー小説が原作で、ビール会社社長の誘拐事件に端を発し、大企業の舞台裏や社会問題などに切り込んだ社会派サスペンスだ。04年に映画化されたが、テレビドラマ化は今回が初めて。日之出ビールの城山社長(柴田さん)が、"レディ・ジョーカー"と名乗る犯行グループに誘拐され、刑事の合田(上川さん)らが捜査にあたるが、ほどなくして城山は解放される。その裏で犯行グループはビールへの異物混入をにおわせ、城山に20億円を要求していた......という展開。監督・脚本などスタッフは、10年に放送されたドラマW「マークスの山」のメンバーが再集結した。

 バラエティー番組「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)の人気企画「ゴチになります!」に新メンバーとしてレギュラー出演している上川さんは、「ぼくは今年になっていろいろとおいしいものを食べさせてもらえる番組に参加させていただけることになったんですが......」と切り出し、「毎回、料理にかけられている手間ひま、きめの細かさ、舌ざわりのよさといったものが全体のクオリティーを作っていると感じる。『レディ・ジョーカー』も一つ一つが手間ひまかけて、みんなが情熱を傾けて作った作品です。上質な舌ざわりに匹敵するような何かを感じていただける作品になっていると確信しています」と仕上がりに自信を見せていた。

 連続ドラマW「レディ・ジョーカー」は、上川さん、柴田さんのほか、豊原功補さん、山本耕史さん、矢田亜希子さん、本仮屋ユイカさん、板尾創路さん、石黒賢さん、泉谷しげるさん、石橋凌さんら豪華キャストが出演。WOWOWプライムで3月3日から毎週日曜午後10時に放送予定。全7話。初回は無料放送される。(毎日新聞デジタル)

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事