緊迫するウクライナ情勢をめぐり、フランスのマクロン大統領が8日、ウクライナを訪問してゼレンスキー大統領と会談し、前日行われたロシアのプーチン大統領との会談内容を伝えました。
マクロン大統領は8日の会談で、プーチン大統領が、今月ベラルーシで行う合同軍事演習の後、演習に参加した部隊を撤退させることや、協議を継続することに同意したことなどを明らかにしました。
マクロン大統領「プーチン大統領は、自分は軍事的緊張を高める原因にはならないと言った。ミンスク合意がウクライナが領土を守るための最良の手段となる」
また、両首脳は、先月に続いて今月10日にドイツで、ロシア、ウクライナ、フランス、ドイツの高官による協議を行うことで合意したということです。
マクロン大統領はこの後、ドイツを訪問してショルツ首相らと会談したほか、先月末以降、4度目となるプーチン大統領との電話会談も行う予定で、緊張緩和に向けた外交交渉を活発化させています。
(2022年2月9日放送)
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