ワクチン3回目接種は“モデルナ製”敬遠の傾向? 「種類こだわらず前倒しを」【新潟】 (22/02/07 18:50)

7日から新潟県のワクチン接種加速化センターとして、3回目の接種に当たっている長岡市のクリニック。

ファイザー製のワクチンを使用し、初日は予約枠の多くが埋まりました。

【接種を受けた人】
「もし感染したら困るから、早いほうがいいと思って」

各自治体が前倒しを呼びかけ、急ぐ3回目の接種ですが、県内で6日までに接種したのは約10万人。

1月中に接種を終える目標としていた28万人には遠く及びません。

政府の判断が遅れ、自治体の対応が追いついていないことのほか、要因として聞こえてくるのが…

【接種を受けた人】
「モデルナを接種して熱が出るのは嫌だなと思って」
Q.種類は意識した
「あった。1回目・2回目ファイザーでほとんど副反応がなかったので、今回もそういうことで、ファイザー会場を探した」

3回目接種で、国が確保するワクチンの6割を占めるモデルナ製を敬遠する傾向です。

こうしたなか4日、長岡市は3回目接種の予約状況を公表。

モデルナ製ワクチンの接種会場に空きが生じる見込みとなったため、3月の予約対象としていた市民にも前倒しで予約を受け付けることにしました。

【岸田首相】
「3回目はモデルナ社のワクチンを打つ予定です」

岸田首相も自らモデルナ製を接種すると表明し、その安全性や有効性をアピールしています。

接種に当たる医師は「モデルナ製の方が副反応の報告は多い」とする一方、過度に恐れる必要はないと話します。

【エールホームクリニック 澁谷裕之 医師】
「今回モデルナを打つ量・メッセンジャーRNAが半量になることで、副反応が小さくなるという報告も出ている」

また政府は、3回目にファイザー製とモデルナ製どちらを接種した場合でも効果が上がっているとの結果を紹介しています。

【エールホームクリニック 澁谷裕之 医師】
「種類にこだわらず、今は早く3回目を接種することが一番大事な時だと思う」

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事