新型コロナウイルスの感染が拡大するなかで、自殺者が5カ月連続で前の年を上回っていることが分かりました。チャットで相談を受け付ける窓口には若い女性からの相談が増えています。
NPO法人あなたのいばしょ・大空幸星理事長:「電車に飛び降りるってことが書いてるので、先にこっちを見ながら両方返していきます」
大学3年の大空幸星さん(22)が3月に立ち上げたチャット相談窓口にはこれまでに2万6000人から仕事や家庭、学校に関する相談が寄せられています。7割ほどが女性で、多いのは20代と10代です。厚生労働省によりますと、先月の自殺者は全国で1835人で、5カ月連続で前の年を上回っています。
NPO法人あなたのいばしょ・大空幸星理事長:「夏以降、漠然とこう『死にたいと思うようになった』とか『消えたい』とかそういうような相談が多くなってきてる印象。やっぱり必ずつながればそれだけ救われる方が多いことは確信しているので、一つでも多くの相談にお返しできるかっていうことをちゃんと考えなくてはいけないなと思う」
厚労省は今月21日午後、自殺者の増加を止めるために専門家による初めての会議を開きます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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