岸田総理は衆議院予算委員会で、新型コロナの3回目のワクチンの接種率が2%台と低迷していることについて、「しっかりと現実を受け止めて接種を進める」と釈明しました。
立憲民主党 江田憲司衆議院議員
「ワクチン3回目の接種ね。きのう時点でたった2.1%。OECD最下位の接種率ですよ。もうオミクロンのピークは来週、再来週来るんですよ。2.1%ですよ。しゃかりきに打っても間に合わないですよ」
岸田文雄 首相
「今年の1月、2月が(オミクロン株の感染の)ピークを迎える、ワクチン接種が本格化する、こういったタイミングになってしまった。しっかりと現実を受けとめて、ワクチン接種しっかりと進めていかなければならないと考えています」
3回目のワクチン接種率がきょうの段階で2.3%と低迷していることについて、岸田総理は“1回目、2回目の接種のタイミングが各国と比べ遅れてしまった。間隔を空けて行わなければならないため、3回目接種がオミクロン株の感染のピークと重なってしまった”などと釈明しました。
野党側が「接種間隔を8か月にこだわったため遅れたのではないか」と質したのに対し、後藤厚労大臣は「当初8か月の議論をしていたときにはオミクロン株の流行は進んでいなかった」と強調しました。
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(26日16:22)
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